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辛い花粉症・・・ぎっくり腰になることも!?

2024.03.12 | Category: 健康

佐倉市王子台にある石本接骨院です。

2~3月にかけて、鼻がムズムズ、目は何だかかゆいという方はいませんか?

一見風邪かも!?と思いがちですが、それは花粉症かもしれません。

花粉症って何?というところから詳しく見ていきましょう。

 

花粉症とは

スギヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー性疾患の総称です。

季節性アレルギーとも呼ばれています。

鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他に喉のかゆみ、皮膚のかゆみ下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。

患者数は年々増加傾向で、国民のおよそ42.5%が花粉症にかかっていると推測されています。

全国の森林の18%を占めると言われるスギの花粉による花粉症患者が多くなっています。

地域差があり、関東・東海ではスギ花粉症が多く、九州ではヒノキ花粉症が多い傾向にあります。

 

主なアレルゲン

スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバ など

 

花粉症と風邪の違い

風邪による鼻水、鼻づまりは風邪のウイルスが鼻の粘膜に付着して、花粉の成分に対するアレルギー反応が原因で炎症が起きます。

風邪の引き始めは、水っぽい鼻水、くしゃみ、鼻づまりがあって区別がつきにくいですが、数日経つとくしゃみが治まってきて鼻水がドロッとしてきます。

発熱があれば風邪を疑うというように他の症状があるかどうかでも判断できます。

 

 

花粉症のメカニズム

私たちの身体には、害を及ぼす異物が入ってくると、その異物を攻撃して身体の外に追い出そうとする力が備わっています。

これが免疫システムです。

花粉の場合は、身体が花粉を害のある異物だと誤った判断をしたことにより、免疫反応の一種であるアレルギー反応が起こります。

身体に侵入してくる異物を「抗原」と言い、その中でもアレルギー症状を起こす物質を「アレルゲン」と呼びます。

花粉が鼻や目から身体に侵入すると、その刺激で「lgE抗体」という物質が作られ、「マスト細胞(肥満細胞)」に結合します。

この時、花粉は体内から追い出すべき異物、と認識されるのです。

これらの物質が神経や血管を刺激することで花粉症を発症します。

 

花粉症は一年中飛んでいる

日本では、スギやヒノキの花粉症に悩まされている方が多いため、「花粉といえば春」と思われているかもしれません。

でも、実際には、初夏にはイネ科植物、真夏から秋口にかけてはキク科植物などの花粉が飛散しており、花粉症は一年中注意が必要です。

 

花粉症の対策

まずは、【原因物質の回避】が最重要です。

花粉の飛散情報に注意し、飛散が多い日は外出を控えると共に、外出時は眼鏡やマスクを着用し、花粉を吸わない、室内に持ち込まない工夫を徹底しましょう。

毛織物などのコートは素材上花粉が付着しやすいため、極力控え、花粉の舞う季節は、化学繊維のコートを着るなど、花粉が付着しにくい服装をすることで、室内に花粉を持ち込む量を減らし、花粉を吸い込む量を少なくすることが出来ます。

 

*呼吸法

花粉症による肩こりの原因の1つとして自律神経の乱れを挙げましたが、その自律神経を整えるには、深い呼吸をしてリラックスすることが大切です。

 

*水分補給

肩こりは肩周辺の筋肉の血行が悪くなることによって筋肉が硬くなるのが原因の1つです。

血行不良を改善すれば、肩こりも解消されることがあるため、水分をしっかり取ることが重要です。

水分補給をこまめに行うと、血行が良くなり、喉の粘膜の乾燥も防ぐことが出来ます。

 

*ストレッチ

凝りやハリを解消するには、背中や肩周辺の筋肉をほぐし、血行を良くすることが大切です。

筋膜の下にある筋肉が動きづらくならないように、硬くなった筋肉をほぐしていきましょう。

 

 

花粉症は身体の不調につながる!?

誰もが咳やくしゃみが出る瞬間、身体に力がはいりますよね?

特に花粉症の人はくしゃみが止まらないということも多く、くしゃみや咳、鼻をかむたびに身体が極度に緊張し、筋肉に疲労が重なります。

そうすると、肋骨の関節に負担がかかり、その周りの筋肉が硬くなってしまうことで、肩甲骨周りや背中、肩が凝ってしまいます。

1回の咳で約2キロカロリーのエネルギーを使うため、たくさん咳をすると肉体的に疲れるというのも肩こりの原因の1つです。

 

 

花粉症でぎっくり腰!?

花粉症の代表的な症状である、鼻水、くしゃみ。

「鼻をかむ」「くしゃみをする」という行為は、実は腰にとても負担がかかるのです。

以前からの腰痛が悪化してしまう例もあります。

花粉症の症状が出始めたら、突然腰を痛める「ぎっくり腰」にならないように注意が必要です。

くしゃみで肋骨が折れたりすることもあるので、気を付けていきましょう。

 

腰への負担が少ない「くしゃみ」のやり方

腰痛持ちの人がくしゃみをする際にどのようなことに気を付けたら、腰への負担が少なくなるのでしょうか?

ポイントは、座れる時には座って、膝や机に手をついて前かがみになることで、くしゃみの勢いをうまく逃すことが出来るのです。

私たちの身体はくしゃみをすると腰部などに最大で300kgの負担がかかることもあります。

本当にこれだけの負担がかかっているとすると、自分の体重何倍もの重さがかかっているのと同じです。

ところが、膝や机に手をつくというちょっとした支えが加わるだけで、腰にかかる負担を大きく軽減させることが出来ます。

座ることが難しい場合は、手すりや壁、机などに捕まってくしゃみをするだけでも構いません。

外出中などでそのどちらも出来ない場合は、お腹を抑えながらくしゃみをするだけでも、腰に伝わる衝撃を幾分か和らげることも可能です。

 

今回は『花粉症』についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

辛い花粉症は、くしゃみのタイミングで『ぎっくり腰』になってしまうこともあります。

予防や対策をしながら、元気に過ごしていきたいですね!

身体の不調や悩みがある方はお気軽に石本接骨院までご連絡下さいね!