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「ショックウェーブ外来」

佐倉市の接骨院では初めてとなる拡散型圧力波治療器「マスターパルスMP100」を導入しました!

なかなか改善しない痛みやケガ、難治性の足底腱膜炎、骨折の偽関節症例など、身体が治癒力を弱めてしまった結果治りにくくなっている箇所に対して、意図的に傷を作り治癒力を促進させるという唯一の治療法です。

整形外科でも使用される機器で、佐倉市では当院と市内のスポーツ整形でしか受けられません。

このページでは体外衝撃波治療の仕組みや身体への作用、適応疾患、注意事項などを解説していきます。ご興味ある方は最後までお読みください。

ショックウェーブとは?

「ニュートンのゆりかご」という装置をご存知でしょうか。ボールをぶつけると力が伝わって反対側のボールが動く、というものです。この原理を応用して、ヘッドピース内の金属を圧縮空気の力でアプリケータと呼ばれる先端の金属にぶつけることで衝撃波を発生させます。衝撃波には「集束型」と「拡散型」があり、柔道整復師が扱えるものは拡散型のみで正式には「拡散型圧力波」と言います。

通常、治療に用いられる物理療法機器のほとんどは損傷組織の治癒促進や機能改善を行うものですが、慢性的に炎症を繰り返し肥厚や瘢痕化してしまった組織の改善には効果が得られにくいことがありました。

しかし、この圧力波治療では慢性的に炎症を繰り返し治癒力が働かなくなってしまった組織に対して微小な傷をつけることによって治癒力を引き出す「治癒機転の惹起」が可能な唯一の治療法なのです。

ショックウェーブの効果

ショックウェーブ治療には多数の効果が報告されています。

①除痛作用

圧力波照射直後より痛みの原因となる自由神経終末(痛みのセンサー)の破壊と変性が起こり、一定期間変性させることにより局所の痛みを軽減させると考えられています。そして複数回照射することで神経終末の再生がさらに抑制され、除痛効果が継続されると考えられます。もう一つ、除痛作用のあるホルモンなどの放出により除痛効果も期待されます。

②組織再生

衝撃波によって血管新生を促し、TGF -β1やIGFの産生が亢進します。それらの作用により変性した腱の再生をもたらし、長期的な除痛が得られると考えられます。他にも、

・タンパク質の合成促進
・血管新生作用
・神経保護作用
・軟骨保護作用

などが報告されており、様々な症状改善が期待されます。

③骨に対する作用

体外衝撃波治療は骨形成作用が報告されており、特に骨折後の偽関節という6ヶ月以上骨癒合が得られない症例に対して有効性が報告されています。また難治性になりやすい疲労骨折や骨端症にも有効という報告もされていています。

④神経筋接合部への作用

圧力波の照射によって神経筋接合部のアセチルコリン受容体を破壊し、一定期間筋の硬さを改善させる効果があります。ボトックス注射の作用に類似しており、ジストニアや痙性の改善に繋がり、治療効果を有すると考えられています。

ショックウェーブの適応疾患

特に足底腱膜炎(かかとの痛み)はショックウェーブの最も適した治療法と言われています。

・足底腱膜炎(半年以上続く難治性を含む)
・疲労骨折
・骨折後の遷延治癒及び偽関節症例
・離断性骨軟骨炎
・石灰沈着性腱炎
・腱板損傷
・アキレス腱障害
・腱障害、腱付着部症全般
・オスグッド病
・ジャンパー膝
・野球肘
・シンスプリント(疲労性骨膜炎)
・ばね指
・手根管症候群
など

エビデンスが不足しているものもありますが、これらの多くはポジティブな治療効果が得られており、改善の期待ができます。他の医療機関で治療しているものの、なかなか改善しない症状でお悩みの方は、一度ご相談ください。

ショックウェーブのリスク事項

ショックウェーブ治療は上述したように照射部に傷をつけ微小損傷を引き起こすことで組織の再生を図りますので、照射中はわずかに痛みを伴います。照射する圧力波は調整できますので痛みの範囲内で行います。治療時間はおよそ5分以内です。

部位や症状によって圧力波を2〜3000発照射するのですが、開始から1000発ほどで照射部の細胞の生存率は急激に減少します。それに伴い痛みを感じる神経終末も減少することで痛みを感じにくくなります。最初の数十秒間、わずかに痛みがある程度ですのでご安心ください。以下に副作用、禁忌事項を記載します。

〜副作用(有害事象)〜
・腫脹、発赤、血腫
・点状出血
・疼痛
・コルチゾン治療を受けた部位での皮膚損傷

※副作用は通常2~5日で治ることが多いです。

〜禁忌事項〜
・血友病など、未治療の血液凝固障害のある患者
・抗凝固薬を服用している症例
・血栓症の患者
・腫瘍性疾患、がん患者
・妊婦
・小児患者の骨端癒合部
・6ヶ月以上の長期間コルチゾン治療を受けている患者および最後のコルチゾン治療から6週間以上経過していない患者

圧力波治療前には必ず副作用や禁忌事項を説明し、納得・同意の上で行います。なんの告知もせず突然行うことは一切ありませんのでご安心ください。

ショックウェーブ治療の流れ

エコー観察機器や各種検査を行い、ショックウェーブ治療が必要かどうか判断します。リスク事項説明や同意書への署名など済みましたら実際に治療を開始します。

治療後は今後の計画や通院指導を行います。

ショックウェーブの治療頻度

一般的な治療スケジュールは、1週間に1回を4回程度(約1ヶ月)を1クールとすることが多いです。症状の残存具合や回復具合により頻度は変わります。1回で大幅に改善し終了することもあります。個人差が大きいので一概には言えません。

ショックウェーブの料金

ショックウェーブ治療は保険外施術となります。

組織破壊を伴うショックウェーブ治療と柔軟性改善を目的とした筋膜リリース治療の2種類があります。どちらを適用するかはエコー評価や各種検査によって施術者が判断します。

1回:3500円(プリカ使用で3000円)

筋膜リリースとしての治療:1600円(プリカ使用で1200円)

※当院にカルテが無く、ショックウェーブ外来での初回の方は別途初回料金1500円(税込)がかかります。

※上記料金にはエコー評価、各種評価を含みます。

※備考:現在日本国内での体外衝撃波治療は6ヶ月以上抵抗性の「難治性足底腱膜炎」が集束型体外衝撃波治療(FSWT)の適応症として唯一保険収載されており、3ヶ月一連で5000点(50000円)で3割負担で15000円程度となっております。